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SENTIVAL! 2013 開催!
SENTIVAL!は、東京都豊島区にある小さな白い空間"atelier SENTIO"と、近隣のブラックボックスのアートスペース"SUBTERRANEAN"にて開催される、2008年からはじまった舞台芸術フェスティバルです。私たちはアーティストとアーティスト、観客と観客、そしてアーティストと観客との“交換”を大切にしたいと考えています。
公演スケジュールはこちら!  プログラムのGoogleカレンダーはこちら!
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atelier SENTIO アトリエセンティオ  >>地図はこちら
 (東武東上線「北池袋」徒歩3分/JR埼京線「板橋」徒歩6分)
SUBTERRANEAN サブテレニアン >>地図はこちら
 (東武東上線「大山」徒歩7分/都営三田線「板橋区役所前」徒歩3分)
※舞台公演のチケット予約は、各公演団体へお問い合わせください。
SENTIVAL!2013フリーパスについてはこちら。
NEWS!
SENTIVAL!2013、全プログラムが終了いたしました!
カンパニーそしてご来場のみなさま、ありがとうございました!

shelf 速報

shelf-3.jpg

今日からshelf『紙風船/葉櫻』がはじまりました。

上の写真はゲネを観させてもらったときのもの。

私も以前、岸田戯曲『驟雨』を演出したことがあります。
岸田國士のテキストは、俳優が前面に見えてくるんだなぁ、と感じたことを思い出しました。

するするする、と俳優の輪郭がはっきりしてしまう。
このことで、今回、矢野さん、そしてshelfが挑もうとしたものがはっきり感じられたように思います。

私のオススメは、女優・川渕さんの科白「妙だねぇ」。
ここ、よいです。お見逃しなく。

下の写真は、舞台美術たち。

フェスティバルディレクター
鳴海康平

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shelf 『紙風船/葉櫻』

2010shelf
【写真】shelf volume 09 「Little Eyolf―ちいさなエイヨルフ―」より

shelf
Voice, narrative and dialogue 04
『紙風船/葉櫻』


作:岸田國士
構成・演出:矢野靖人

>> 開演時間

 6/10(木)20:00~
 6/11(金)20:00~★
 6/12(土)14:00~ / 19:00~
 6/13(日)14:00~ / 19:00~
 6/14(月)20:00~
  ★=終演後「トーク!」実施

>> 料金

 一般前売 2,500円
 一般当日 3,000円
 学生(前売・当日とも) 2,000円
 ペアチケット 4,500円

>> お問い合わせ・チケット取り扱い

shelf
 tel. 090-6139-9578
 e-mail. info@theatre-shelf.org
 web. http://theatre-shelf.org

>> shelf

"shelf"はbook shelf(本棚)の意。沢山のテキストが堆積・混在する書架をモチーフに活動を展開。俳優の「語り」に力点をおきつつ、古典、近代戯曲を主な題材として舞台作品を制作し続けている。2008年8月『Little Eyolf ―ちいさなエイヨルフ―』(作/ヘンリック・イプセン )利賀公演にて、所属俳優の川渕優子が利賀演劇人コンクール2008最優秀演劇人賞を受賞。同年10月、同作品名古屋公演(会場:七ツ寺共同スタジオ)にて、名古屋市民芸術祭2008審査員特別賞受賞。

>>演出家プロフィール

矢野写真矢野靖人 YANO Yasuhito

1975年名古屋生。北海道大学在学中に演劇を始める。2002年2月にshelf始動。同時代に対する鋭敏な認識、空間・時間に対する美的感覚と、俳優の静かな佇まいの中からエネルギーを発散させる演技方法とを結合させ、舞台上に鮮やかなビジョンを造形し見応えあるドラマを創造する手腕が高く評価されている。代表作に『悲劇、断章 ― Fragment/Greek Tragedy』(作/エウリピデス)、『Little Eyolf―ちいさなエイヨルフ―』 (作/ヘンリック・イプセン)等。

>> 演出ノート(案内文)

Voice,Narrative and Dialogeは、俳優の声と語りを出来るだけそのまま素朴に味わいたくて続けて来た企画です。いつもはカフェで短い小説の語りなどをしているのですが、今回はアトリエ公演ということで、スケッチ風の短い戯曲を二編、取り上げてみました。

題材が戯曲ではありますが、俳優の声と語りを味わいたいというコンセプトは基本的には変わりません。

ただ、戯曲、というはなから発語されることを前提に書かれたテキストを扱うだけあって、劇作家の選択にはかえって少し、気を使いました。

結論を先に述べると今回岸田國士を選んだのは近代の作家のなかでは岸田が最も書き言葉としての台詞というものについて、つまり喋り言葉を書き写したものというのではなくて、書き言葉が音声化されることこそが演劇の台詞というものの本質なのだということを先鋭的に考えていた一人なのではないかと考えたからです。

あともう一つ、今回はこのシリーズで初めて戯曲を扱うということから、(現代戯曲ではなく)古典に描かれている“対話(若しくは会話)”を味わうというのはどういうことなのか。もう一度丁寧に考えなおしてみたいと思っています。

日本の近代戯曲は海外のものよりも近く見えて実はずっと遠いのじゃないか、というのが稽古をし始めている今の率直な感想です。

考え始めるとそもそも“他者の書いた言葉を演じることは本当に可能なのか?”という、深遠な、というか演劇につきまとう根本的な問題にぶつかってしまうのですが、

出来ることなら出来るだけその問題からも目を背けずに、愚直に創作に向き合っていきたいと思っています。

どうぞお楽しみに。
チラシ
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各団体公演期間中、その上演作品の演出家を中心にゲストを交えてのポストトークを実施します。作品についてや、裏話など、話題満載のトーク!にぜひご参加ください! 会場のみなさんからの質問も受け付けます。創り手と客席のみなさんが交流できる時間にしたいと思います。

>>詳細はこちら!

フリーパス

SENTIVAL!の全演目が観劇できるフリーパスを今年も枚数限定にて販売します。(WSは除く)

料金:10,000円
販売枚数:10枚
お申し込み:atelier SENTIO
 ticket@atelier-sentio.org
受付開始:4月1日12:00より
※規定枚数に達し次第、締め切らせていただきます。

>>詳細はこちら!

会場

atelier SENTIO
アトリエセンティオ
〒170-0011 東京都豊島区
 池袋本町4-29-10-1F
(東武東上線"北池袋"徒歩3分
 /JR埼京線"板橋"徒歩6分)
tel. 03-5951-8854
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atelier SENTIO について
 atelier SENTIO は演劇人による創り手の視点にたった稽古場です。腰を据えて稽古ができることを最優先に、運営にあたっています。
 小屋入りを前にして、時間がない、場所がない、とあきらめていることってありませんか?センティオとはラテン語で全身で感じる、という意味です。「アトリエセンティオ」は空きさえあれば、どなたでも利用できる稽古場です。自由に、どこまでも考え続けることができる場所へ。atelier SENTIO のご利用やお問い合わせなど、詳細はこちらへ。