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SENTIVAL! 2013 開催!
SENTIVAL!は、東京都豊島区にある小さな白い空間"atelier SENTIO"と、近隣のブラックボックスのアートスペース"SUBTERRANEAN"にて開催される、2008年からはじまった舞台芸術フェスティバルです。私たちはアーティストとアーティスト、観客と観客、そしてアーティストと観客との“交換”を大切にしたいと考えています。
公演スケジュールはこちら!  プログラムのGoogleカレンダーはこちら!
会場はこちら
atelier SENTIO アトリエセンティオ  >>地図はこちら
 (東武東上線「北池袋」徒歩3分/JR埼京線「板橋」徒歩6分)
SUBTERRANEAN サブテレニアン >>地図はこちら
 (東武東上線「大山」徒歩7分/都営三田線「板橋区役所前」徒歩3分)
※舞台公演のチケット予約は、各公演団体へお問い合わせください。
SENTIVAL!2013フリーパスについてはこちら。
NEWS!
SENTIVAL!2013、全プログラムが終了いたしました!
カンパニーそしてご来場のみなさま、ありがとうございました!

歓迎!劇団市民劇場!



韓国から参加の劇団市民劇場の歓迎パーティより
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Ort-d.d『熱帯樹』

2010Ort
【写真】過去の公演より

Ort-d.d『熱帯樹』

1960年、35歳の三島由紀夫の手による『熱帯樹』は、杉村春子主演で文学座にて上演された。フランスで実際に起こったギリシア悲劇を思わせる事件にインスパイアされたというこの作品は、母が富豪である父を殺そうとしていると思い込んだ妹が兄に母殺しをそそのかすという、近親相愛と近親憎悪が錯綜する物語だ。三島は自作について、こう語っている。「肉欲にまで高まった兄妹愛というものに、私は昔から、もっとも甘美なものを感じつづけてきた。これはおそらく、子供のころ読んだ千夜一夜譚の、第十一夜から第十二夜において語られる、あの墓穴の中で快楽を全うした兄と妹の恋人同士の話から受けた感動が、今日なお私の心の中に消えずにいるからにちがいない」。三島には美津子という妹がいた。しかし彼女は終戦の年の秋に腸チフスを患い、三島の懸命の看病も空しく、若くして亡くなった。後年、三島は「日本の敗戦は、私にとつて、あんまり痛恨事ではなかつた。それよりも数ヶ月後、妹が急死した事件のほうが、よほど痛恨事である」と著述している。

作:三島由紀夫
演出:倉迫康史
出演:村上哲也・三橋麻子・平佐喜子・渡辺麻依
   ・綾田將一(reset-N)
演奏:金子由菜
舞台監督:弘光哲也
照明:木藤歩
衣装:竹内陽子

>> 開演時間

 5/5(水)19:30~
 5/6(木)19:30~
 5/7(金)19:30~
 5/8(土)14:00~ / 19:00~★
 5/9(日)17:00~
  ★=終演後「トーク!」実施
  ※受付および開場は開演の20分前から

>> 料金

 前売 2,000円
 当日 2,500円
  ※日時指定・全席自由・当日は受付順のご入場になります

>> お問い合わせ・チケット取り扱い

Ort-d.d
 e-mail. ortdd@yahoo.co.jp
 web. http://www16.plala.or.jp/ort/
 *4/1(木)10時~予約開始。
 *メールのみの受付になります。
 *チケットの事前発行はいたしません。料金は当日受付にての精算になります。

>>Ort-d.d

2000年より演出家・倉迫康史を中心とした現代舞台芸術ユニットOrtとして始動。主に名作文学や既成戯曲の上演を行うが、夏目漱石や太宰治、三島由紀夫、江戸川乱歩など日本の近代文学を原作にした作品群と『サーカス物語』『オズの魔法使い』『ポラーノの広場』など児童文学の名作を原作にした作品群の二つの系統がある。

 文学系統の作品群は芸術的な完成度を高く評価され、東京国際芸術祭、BeSeTo演劇祭(韓国)、Shizuoka春の芸術祭など数多くの国際演劇祭に招聘された。児童文学系統の作品群は、宮崎県立芸術劇場主催の「とびだせ!子どもブンガク」シリーズや豊島区主催の「子どもに見せたい舞台」シリーズなどで企画上演される。

 ギャラリーやカフェなど劇場以外での上演も多く、特に東京国立博物館表慶館、自由学園明日館、善光寺大本願明照殿など国の重要な歴史的文化財での上演は演劇の枠を越え、大きな話題を呼んだ。2008年より豊島区西巣鴨にある廃校になった中学校を再利用した芸術文化施設「にしすがも創造舎」を拠点に、シアターカンパニーOrt-d.dとして劇団化。都内では珍しいリージョナル・シアター(地域密着型劇団)として活動している。

>>演出家プロフィール

倉迫写真倉迫康史 KURASAKO koji

1969年11月25日生、宮崎出身、A型。92年、早稲田大学政治経済学部卒業後、演出家を志し、演劇活動を開始。劇団山の手事情社演出助手、劇団吟遊市民主宰を経て、00年、現代舞台芸術ユニットOrtを始動。OrtおよびOrt-d.d全ての公演の演出を手がけるほか、外部演出やプロデュースも多い。「日本語を美しく響かせること」にこだわった演出手法を取り、言葉を意味伝達の手段から脱却させ、感情や感性の発露としての言葉による音楽的コミュニケーションを舞台上に紡ぎだすことを目指す。三島由紀夫作品はこれまで、Ort『班女』(利賀フェスティバル2002招聘)、ク・ナウカ『わが友ヒットラー』(2003、野望祭)、Ort-d.d U-30プロジェクト『サド侯爵夫人』(2006)、桜美林大学パフォーミング アーツプログラム『近代能楽集』(2010)の演出をしている。
にしすがも創造舎レジテントアーティスト。舞台芸術財団演劇人会議評議員。豊島区ドラマリーディング講座講師。洗足学園音楽大学講師。桜美林大学講師。
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プログラム詳細!

ユニークポイント(東京)
百景社(茨城)
LiveUpCapsules(東京)
サイマル演劇団(東京)
ブルーノプロデュース(東京)
 ※ワークショップ
七感弥広彰(フランス)
カトリ企画(東京)
満塁鳥王一座(福島)
ケムリノケムリ(大阪)
劇ツク(東京)
劇団渡辺(静岡)
劇団市民劇場(韓国)
雲の劇団雨蛙(島根)
激情コミュニティ(東京)
仙台シアターラボ(仙台)

トーク!

各団体公演期間中、その上演作品の演出家を中心にゲストを交えてのポストトークを実施します。作品についてや、裏話など、話題満載のトーク!にぜひご参加ください! 会場のみなさんからの質問も受け付けます。創り手と客席のみなさんが交流できる時間にしたいと思います。

>>詳細はこちら!

フリーパス

SENTIVAL!の全演目が観劇できるフリーパスを今年も枚数限定にて販売します。(WSは除く)

料金:10,000円
販売枚数:10枚
お申し込み:atelier SENTIO
 ticket@atelier-sentio.org
受付開始:4月1日12:00より
※規定枚数に達し次第、締め切らせていただきます。

>>詳細はこちら!

会場

atelier SENTIO
アトリエセンティオ
〒170-0011 東京都豊島区
 池袋本町4-29-10-1F
(東武東上線"北池袋"徒歩3分
 /JR埼京線"板橋"徒歩6分)
tel. 03-5951-8854
 >>地図はこちら
 >>WEB SITE
SUBTERRANEAN
サブテレニアン
〒173-0013 東京都板橋区
 氷川町46-4 B1F
(東武東上線"大山"徒歩7分
/三田線"板橋区役所前"徒歩3分)
tel. 080-4205-1050
 >>地図はこちら
 >>WEB SITE
天気予報
ブログパーツ『天気予報』:http://flash-scope.com/
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atelier SENTIO について
 atelier SENTIO は演劇人による創り手の視点にたった稽古場です。腰を据えて稽古ができることを最優先に、運営にあたっています。
 小屋入りを前にして、時間がない、場所がない、とあきらめていることってありませんか?センティオとはラテン語で全身で感じる、という意味です。「アトリエセンティオ」は空きさえあれば、どなたでも利用できる稽古場です。自由に、どこまでも考え続けることができる場所へ。atelier SENTIO のご利用やお問い合わせなど、詳細はこちらへ。