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SENTIVAL! 2013 開催!
SENTIVAL!は、東京都豊島区にある小さな白い空間"atelier SENTIO"と、近隣のブラックボックスのアートスペース"SUBTERRANEAN"にて開催される、2008年からはじまった舞台芸術フェスティバルです。私たちはアーティストとアーティスト、観客と観客、そしてアーティストと観客との“交換”を大切にしたいと考えています。
公演スケジュールはこちら!  プログラムのGoogleカレンダーはこちら!
会場はこちら
atelier SENTIO アトリエセンティオ  >>地図はこちら
 (東武東上線「北池袋」徒歩3分/JR埼京線「板橋」徒歩6分)
SUBTERRANEAN サブテレニアン >>地図はこちら
 (東武東上線「大山」徒歩7分/都営三田線「板橋区役所前」徒歩3分)
※舞台公演のチケット予約は、各公演団体へお問い合わせください。
SENTIVAL!2013フリーパスについてはこちら。
NEWS!
SENTIVAL!2013、全プログラムが終了いたしました!
カンパニーそしてご来場のみなさま、ありがとうございました!

SENTIVAL!2009

昨年、小さい空間ながら、刺激的な2ヶ月間となったSENTIVAL!。

今年も実施します!

詳細は、追ってお知らせいたしますので、
もう少しお待ちください!


SENTIVAL!フェスティバルディレクター
第七劇場 鳴海康平
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SENTIVAL!開幕にあたって

舞台芸術、ことに演劇は人間のように有機的な生き物であると言えます。

ふたつとして同じものは存在せず、複製もできません。
上演されたものを録画された映像を見ることはできますが、
それはその演劇そのものではありません。

過ぎ去った時間や命を取り戻すことができないように、
刻一刻と時間の経過するなかで、過去の人間や、
失われた命を、目の前に蘇らせることもできません。

演劇もまったく同じことが言えます。
終わってしまった公演は、厳密な意味では、
もう二度と見ることはできないのです。

当然のことですが、驚くべきことです。

そして、メールや電話、ネットが発達し、
いつでもどこでも交流することができる世の中になりましたが、
実際に会って話さねばならないことがなくなったわけではありません。

その場に居合わせなければ決して伝わらないことがあるのです。

その点において、人間と演劇はよく似ています。

演劇は、何日もの間、または何ヶ月、何年もの間、
生身の人間が、同じ場所に集まり、実際に顔をつき合わせてつくられます。
そして、俳優という生身の、決して再生されえない、取り戻すことのできない存在が、
その都度の上演において、生身の観客の前にさらされます。

つまり、演劇は人間が人間を扱い、人間と共有する、
とても有機的で根源的な交流を前提にした表現芸術だと言えます。

しかし、東京という雑多で混沌とした地域では、
この生身の人間を扱う演劇という表現分野において、
その創り手側同士が、またはその観客と、近くでゆっくり交流する機会は、
その大切さ、必要性のわりに、なかなか実現できないように私は感じています。

今回SENTIVAL!が開催されるatelier SENTIOは小さな空間ですが、
私は小さな空間だからこそできる、作品の形態や特異性、
そして大切な交流や親交があると信じています。

同時に、そこに演劇が生まれる余地があるように感じています。

参加団体のみなさんがこの小さなアトリエで実現してくれる、
「演劇」という、人間との向かい合い方や、
そしてSENTIVAL!が終わっても、その場に居合わせた人たちだけが
持ち帰れることができる人間の温かさや輝きに触れられることが、とても楽しみです。

ぜひひとりでも多くの方にSENTIVAL!にお越しいただき、
この小さな空間で生まれ、すぐに消えてしまう貴重な
演劇という人間の温かな鼓動を感じてほしいと、切に願っています。

みなさんのご来場を心からお待ちしております。

フェスティバルディレクター 鳴海康平(第七劇場 主宰/演出家)

ごあいさつ

アトリエセンティオの夏

終わってしまうと跡形もなく消えてしまうものは、
花火とお芝居ということは、よく知られています。

もちろんそれは、形が消えるということであって、
いいものは、それを見た人の心の中で、
いつまでも消えずに残ります。

私たちは、いつもそんなお芝居を目指して稽古をしています。
いつまでもあなたの中に残る、そんなお芝居を。
小さな営みでいいんです。派手なアクションや、芸能人が出ていなくてもいいんです。

劇場に観客が集い、お芝居がはじまる。
その一連の出来事そのものが、演劇を楽しむってことを、ぜひ知ってもらいたいと思うのです。

私たちのアトリエセンティオにできることは、ほんの一瞬かもしれませんが、
あなたの心の中を、ほんの少し揺さぶるような、そんな時間をつくること。

演劇の力、演劇の魅力を、存分にお伝えしたいと思います。

ぜひアトリエセンティオに、お気軽にお出かけください。

フェスティバルディレクター 鳴海康平 / 山田裕幸
チラシ
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プログラム詳細!

ユニークポイント(東京)
百景社(茨城)
LiveUpCapsules(東京)
サイマル演劇団(東京)
ブルーノプロデュース(東京)
 ※ワークショップ
七感弥広彰(フランス)
カトリ企画(東京)
満塁鳥王一座(福島)
ケムリノケムリ(大阪)
劇ツク(東京)
劇団渡辺(静岡)
劇団市民劇場(韓国)
雲の劇団雨蛙(島根)
激情コミュニティ(東京)
仙台シアターラボ(仙台)

トーク!

各団体公演期間中、その上演作品の演出家を中心にゲストを交えてのポストトークを実施します。作品についてや、裏話など、話題満載のトーク!にぜひご参加ください! 会場のみなさんからの質問も受け付けます。創り手と客席のみなさんが交流できる時間にしたいと思います。

>>詳細はこちら!

フリーパス

SENTIVAL!の全演目が観劇できるフリーパスを今年も枚数限定にて販売します。(WSは除く)

料金:10,000円
販売枚数:10枚
お申し込み:atelier SENTIO
 ticket@atelier-sentio.org
受付開始:4月1日12:00より
※規定枚数に達し次第、締め切らせていただきます。

>>詳細はこちら!

会場

atelier SENTIO
アトリエセンティオ
〒170-0011 東京都豊島区
 池袋本町4-29-10-1F
(東武東上線"北池袋"徒歩3分
 /JR埼京線"板橋"徒歩6分)
tel. 03-5951-8854
 >>地図はこちら
 >>WEB SITE
SUBTERRANEAN
サブテレニアン
〒173-0013 東京都板橋区
 氷川町46-4 B1F
(東武東上線"大山"徒歩7分
/三田線"板橋区役所前"徒歩3分)
tel. 080-4205-1050
 >>地図はこちら
 >>WEB SITE
天気予報
ブログパーツ『天気予報』:http://flash-scope.com/
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atelier SENTIO について
 atelier SENTIO は演劇人による創り手の視点にたった稽古場です。腰を据えて稽古ができることを最優先に、運営にあたっています。
 小屋入りを前にして、時間がない、場所がない、とあきらめていることってありませんか?センティオとはラテン語で全身で感じる、という意味です。「アトリエセンティオ」は空きさえあれば、どなたでも利用できる稽古場です。自由に、どこまでも考え続けることができる場所へ。atelier SENTIO のご利用やお問い合わせなど、詳細はこちらへ。